参加者へのご案内 座長・演者へのご案内
 
 

 歴史と伝統のある日本整形外科スポーツ医学会の第34回学術集会の開催に当たり、ご挨拶申し上げます。
 元々、水泳活動を通じてスポーツ医学を志して整形外科を選択し、昭和50(1975)年に大学を卒業した後、昭和51(1976)年の第2回本学会(当時「研究会」)に初めて参加して以来、本学会を通して、整形外科スポーツ医学の分野の数多くの先生方から大変多くのことをご教示いただいて参りました。個人的なことではありますが、たまたま本学会の歴史と私の医師としての歴史とが重なることもあり、本学会には特別な愛着を持っております。
 その学術集会の会長を務めさせていただくことは、この上ない光栄と存じております。
 平成17(2005)年9月より、長年スポーツ医学の臨床、教育、研究、実践活動等を共にしてきた仲間たちに参集してもらい、企画・準備委員会を発足し、種々議論・検討をしつつ、順次作業を進めて参りました。
 まず、学会のメイン・テーマを「スポーツ外傷・障害のメカニズムと予防」と決め、基本理念を次のように決定致しました。

1.

2006年の沖縄、2007年の札幌と、日本関節鏡学会及び日本膝関節学会との三学会合同の開催が続いたが、2008年は、2005年及びそれ以前と同様に、日本整形外科スポーツ医学会単独開催の学術集会とする。

2.

運動器の専門家としての整形外科医の立場を基礎にして、スポーツ医学の学際性、総合性、人間性を主体とした、明るく楽しく実りある学術集会とする。

3.

卒後10年未満の若い整形外科医が興味・関心を持つ内容及びその世代への教育的なプログラムを工夫する。

4.

整形外科スポーツ医学研究会以来の本学会の長い歴史で培われた学術的・社会的実績を振り返りつつ、新たな課題を見出す、いわば「温故知新」の啓発的内容を組み入れる。

5.

北京五輪の開催年であることを意識して、元五輪選手、コーチ、トレーナー、栄養士、ジャーナリスト等、スポーツに関わる多彩な人々の協力を得て、競技スポーツの発展に資する討議がなされるように配慮する。

6.

健康増進、介護予防への応用等、治療医学に留まらず、予防医学にもスポーツ医学が貢献できることを示す。

 その基本理念に即して、パネルディスカッション2、シンポジウム5、ハンズオンセミナー1、教育講演13を組み立て、いずれも会長による指名演題とさせていただきました。一般演題は全てポスター発表とし、顔と顔とを合わせての率直な討議を主体とし、本学術集会としては、初めて「プログラム委員」を設定して、一般演題の評価をしていただき、かつ「ポスター大賞」、「奨励賞」を設定する方式と致しました。
 また、二名の「評価委員」をお願いし、本学術集会の企画・準備・運営・会場設営等につき公正、客観的な立場で評価していただき、その内容を理事会、次期会長、次々期会長、事務局等にご提示いただくと共に、プログラム中で良い講演・発表等を選抜していただき、機関誌『日本整形外科スポーツ医学会誌』編集委員会に、編集企画内容として、ご推薦、ご提案いただくことを依頼致しました。さらに、三名の「顧問」の先生には、大所高所の立場から、学術集会全体へのご指導、ご助言をいただくように、お願いを致しました。
 長年関わってきた水泳にちなんで、標語を「SWIM Congress」とし、Scientific 学術的で、Warm 温かで、Interesting 面白く、Memorable 心に残る学術集会となるよう若干の配慮・工夫を致しました。
 まず、全体のテーマカラーを決め、メインカラーを青(ターコイズブルー)、サブカラーをオレンジ(マリーゴールド)とし、ポスター、ホームページ、スタッフポロシャツ等に反映させました。また、学会グッズは、特製洋菓子(フィナンシェ)とエコバッグとし、書籍展示には、評議員及び講演者の先生方のご協力を得て、「推薦図書」を決め、それらを参考にすると共に、広くスポーツ全般の図書が展示されるように調整していただきました。
 参加者の服装は、夏の暑い時期でもあり、環境保護の立場から、原則として軽装をお願いし、会場全体が親しみやすい雰囲気になるように致しました。ランチョンセミナーのお弁当についても、短時間で食べやすく廃棄しやすい形と中身を工夫して、統一させていただきました。
 一方、学術集会の翌日の7月6日(日)には、市民公開講座「動ける幸せ、人生を明るく楽しくたくましく−スポーツ医学のめざすもの−」を、「運動器の10年」日本委員会をはじめ多くの団体・機関・企業のご支援ご協力の下、企画・準備を致しました。スポーツ医学が幅広くかつ深く、社会と強い結びつきを持っていることが示されればと願っています。
 この学術集会を通して、スポーツ医学の世界は、結構面白い。と一人でも多くの参加者の方が感じていただけることを希望しています。また、この場で、新たな出会いが生まれ、またこれまでの交流がさらに深まることになれば、望外の喜びです。行き届かない点も多々あろうかと存じますが、ご海容の程お願い申し上げます。
 準備、企画、運営に当たって、ご指導、ご支援、ご協力していただいた数多くの方々に厚く御礼を申し上げます。
 ようこそ第34回日本整形外科スポーツ医学会学術集会へ。  

標語 :「SWIM Congress」
Scientific 学術的で Warm 温かで
Interesting 面白く Memorable 心に残る

クールビズ
7月の夏の盛りです。環境保護(エコ)にも配慮する立場から、
クールビズでの参加にご協力下さいます様


平成20(2008)年5月吉日

会長 武藤 芳照

(東京大学大学院教育学研究科
身体教育学講座)

日本整形外科スポーツ医学会 歴代会長
年度
回数
氏名
所属
1975
1
市川 宣恭
大阪市立大学整形外科
1976
2
高澤 晴夫
横浜市立港湾病院
1977
3
市川 宣恭
大阪市立大学整形外科
1978
4
中嶋 寛之
関東労災病院整形外科
1979
5
秋本  毅
聖隷浜松病院整形外科
1980
6
鞆田 幸徳
筑波大学体育科学系
1981
7
高岸 直人
福岡大学整形外科
1982
8
城所 靖郎
城所整形外科
1983
9
渡辺 好博
山形大学整形外科
1984
10
鳥山 貞宣
日本大学整形外科
1985
11
今井  望
東海大学整形外科
1986
12
青木 虎吉
順天堂大学整形外科
1987
13
井形 高明
徳島大学整形外科
1988
14
高槻 先歩
小山市民病院整形外科
1989
15
石井 清一
札幌医科大学整形外科
1990
16
藤巻 悦夫
昭和大学整形外科
1991
17
廣畑 和志
神戸大学整形外科
1992
18
東  博彦
埼玉医科大学整形外科
1993
19
田島 直也
宮崎医科大学整形外科
1994
20
原田 征行
弘前大学整形外科
1995
21
守屋 秀繁
千葉大学整形外科
1996
22
林 浩一郎
筑波大学整形外科
1997
23
茂手木三男
東邦大学整形外科
1998
24
赤松 功也
山梨医科大学整形外科
1999
25
圓尾 宗司
兵庫医科大学整形外科
2000
26
白井 康正
日本医科大学整形外科
2001
27
生田 義和
広島大学整形外科
2002
28
山本 博司
高知医科大学整形外科
2003
29
今給黎篤弘
東京医科大学整形外科
2004
30
青木 治人
聖マリアンナ医科大学整形外科
2005
31
高倉 義典
奈良県立医科大学整形外科
2006
32
岡崎 壮之
九十九里ホーム病院
2007
33
黒澤  尚
順天堂大学整形外科
2008
34
武藤 芳照
東京大学大学院身体教育学
2009
35
高岸 憲二
群馬大学整形外科