| 日本行動療法学会第32回大会の開催にあたって |
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日本行動療法学会第32回大会
会長 坪井 康次
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日本行動療法学会第32回大会は、10月23日(月)から25日(水)の3日間、品川区立総合区民会館
"きゅりあん"で開催させていただくこととなりました。JR品川の隣のJR大井町駅に近接しており、交通の便もよく、参加していただきやすいと思います。
大会のテーマは、『行動療法の先端性と一般性』とさせていただきました。今や、行動療法は、科学的な論拠に基づき行動の制御を目的とした行動療法から、広く認知活動、感情状態、脳神経活動についての新しい分野に発展をし続けているからであります。
臨床面では、従来から行われている種々の疾患の治療ばかりでなく、最近では、うつ病や不安障害などの精神疾患のエビデンスに基づいた治療方法として、認知療法、認知行動療法が注目され、もはや精神科、心療内科臨床に欠かせないものとなっております。
また、身体医学の領域でも、糖尿病、高血圧、禁煙などの治療方略として取りあげられ始めており、今後は、さらに種々の方面への展開が期待される状況となっています。
心身医学領域では、行動療法は、自律訓練法、交流分析などと並んで、心身医学的治療の3本柱としてなじみの深いものです。
しかし、より一般的になじみやすい治療法としてさらに普及してよいものと考えます。そのためには、より一層、研究が発展することと同時に、一般にもわかりやすい言葉で説明をしていくことが必要であろうと思っております。
今回の大会でも前回と同様、種々の自主企画シンポジウムやワークショップを企画したいと思っております。革新的な新しい知見とよりわかりやすい一般への普及のための試みのクロスリンクの場となればと願っております。
会場の関係で、会期が月曜日からとなってしまいました。ただ、会場の近くは、旧東海道散歩道(品川)としても知られているところでございます。一足早くお出でになり、旧品川宿あたりの旧跡を散策されるのもよろしいかと思います。皆様の多数のご参加とご発表を心からお待ちいたしております。
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